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朝焼きたてパン生活|夜に仕込んで朝10分で焼ける簡単レシピ

パン 完成後の画像

「朝、焼きたてのパンが食べたいけど…時間も気力もない!」

そんなふうに思ったことはありませんか?
忙しい毎日、朝はただでさえバタバタ。パンを一から手作りする余裕なんて、正直ない。

でも──

  • 丁寧な暮らしをしてみたい
  • 添加物の少ない、安心できるパンを子どもに食べさせてあげたい
  • ほんの少しでいいから、ちゃんとした朝を過ごしてみたい

そう感じる瞬間って、誰にでもありますよね。


目次

そんなときに出会ったのが、「前夜仕込みパン」でした。

寝る前にちょっとだけ手をかけておくだけで、朝は成形してオーブンに入れるだけ。

香ばしいパンの香りが部屋中に広がって、トーストでは味わえない焼きたての幸せを感じられます。

今回は、そんな前夜仕込みパンの中でも、

「初心者でも失敗しない」

「少ない材料でOK」

「朝10分で焼ける」

という3拍子そろったレシピをご紹介します。

レシピ紹介!基本のミニ丸パン(朝10分で焼ける)

パン作りって聞くと「むずかしそう…」って思いがちですが、
このレシピでは難しい工程名は一切なし!

やることはシンプル。写真つきで流れを見ていきましょう。

用意する材料はこちら!

材料分量
強力粉200g
砂糖大さじ1(約9g)
小さじ1/2(約3g)
ドライイースト小さじ1(約3g)
牛乳120ml(人肌に温める)
無塩バター15g(室温に戻す)

※牛乳の一部を水に置き換えても可。
※お好みで全粒粉や豆乳に変えても風味が変わって楽しいです。

【夜】寝る前にここまでやっとく!材料をまぜてこねる

  1. ボウルに強力粉・砂糖・塩・ドライイーストを入れ、ざっと混ぜます。
    人肌に温めた牛乳を加え、手でぎゅっぎゅっとこねます。
  2. ある程度まとまったら、バターを加えてさらにこねます(目安10〜15分)。 
    ※生地がなめらかになればOK!
  3. ボウルにラップをかけて1時間ほど放置しておくと、ふくらみます。
    手で触ってみてふんわり弾力が出てたら成功!(1時間程度)。 
    ※生地が2倍ほどに膨らめばOK。
  4. 生地を6等分して、それぞれ丸めます。
    ラップをふんわりかけて10分くらい置いて、生地をちょっとだけ休ませます。
  5. もう一度丸めて、ラップや袋をかぶせて、そのまま冷蔵庫へ
手作りパン 発酵の手前
(天板の上に乗せておくと焼くときに手間が省けます!)


【朝】冷蔵庫から出して焼くだけ!

  1. 冷蔵庫から出し、常温で20〜30分ほど置く(最終発酵)。 
    ※室温により発酵時間は前後します。パンがひとまわり大きくなればOK。
  2. 180℃に予熱したオーブンで、ほんのりきつね色になるまで焼きます
  3. 焼き上がったら、網の上で少し冷ますと、外はカリッと中はふんわり仕上がります。
  4. 粗熱をとって完成!
    ※ワイヤーラックなどにのせて冷ますと、外がカリッと中はふわふわに。
パン 完成後の画像
(焼き上がり写真)

断面図はこちら!

手作りパン 断面図
(夜に仕込んで朝10分で焼ける手作りパンの断面図)

よくある失敗とその対策

いくら簡単とはいえ、パン作りにはちょっとしたコツが必要です。
とくに最初のうちは「思ったよりふくらまない…」「なんか焼きが甘い…」なんてことも。

そこで、つまずきやすいポイントと、その対処法をFAQ方式でまとめておきます!

パンがあまりふくらまない…

冷蔵庫から出した後の室温に戻す時間が足りていないことが多いです
気温にもよりますが、焼く前に20〜40分はしっかり置いて様子を見てください。

焼き色がつかない・中が生っぽい…

オーブンの個体差や、焼き時間の不足が原因かもしれません。
パンの底を軽くたたいて「コンコン」と軽い音がすれば焼けています。
それでも不安な場合は、1〜2分ずつ追加して様子を見てOK!


アレンジレシピ|中に入れるだけでグッと楽しい!

ミニ丸パンはそのままでも十分美味しいけれど、具材をちょこっと入れるだけで、朝の楽しみがグッと増します。

ここでは、包むだけでできる簡単アレンジと
忙しい朝に助かる「作り置き&冷凍保存」の方法をご紹介します。

チーズとろ〜りアレンジパンの作り方

チーズ入り アレンジパン
(チーズがとろ〜り)
  • 生地の成形時に、とろけるチーズを包んで丸めます。
  • 焼く直前に表面にチーズを少しのせると、カリッと香ばしく仕上がります。
文章屋あずき

他にも胡桃やレーズン、ハムマヨ、明太マヨなどを入れてアレンジしても美味しいですよ!


忙しい人向け|作り置き&冷凍保存テクニック

毎朝パンを焼くのはさすがに大変…という方には、
まとめて焼いて冷凍→食べたいときに温め直す方法がおすすめです。


冷凍保存のやり方

  1. パンを焼いたら、粗熱をしっかりとる(熱いうちに包むと水分でベチャつきます)
  2. ひとつずつラップでぴっちり包みます
  3. まとめてジップ付き袋に入れて、空気を抜いて冷凍庫へ → 1週間〜10日ほど保存可能です(それ以上は風味が落ちます)

ラップの代わりにフリーザーバッグでもOK。
でも1個ずつラップしておくと、朝1個だけ取り出せるから便利です。


解凍と温め直しのコツ

  1. 食べたい分だけ取り出し、自然解凍(室温で1〜2時間)
  2. トースターで2〜3分軽く温め直すと、 外はパリッと、中はふわっと仕上がります
急ぎのときはどうすれば良いですか?

レンジで10〜20秒ほど解凍してからトースターでもOK!
ただし加熱しすぎると硬くなるので様子を見ながら。

保存方法まとめ

ではここで、手作りパンの保存方法についてまとめておきます。
とはいえ、今回のパンは保存料などが入っていないので、なるべく早めに食べきるのがおすすめです。

それでも「朝に焼く時間がない!」というときのために、冷凍保存の方法をご紹介します。

手順内容
冷凍前焼いたらしっかり冷ます
包装1個ずつラップ+ジップ袋
保存期間約7〜10日
解凍方法自然解凍 → トースターで焼き直しがベスト

まとめ|朝の食卓に、ちょっとしたしあわせを

パン作りって、ちょっとハードルが高いと思われがちですよね。

でもこのレシピのように、「夜に少しだけ仕込んで朝に焼くだけ」なら、
忙しい毎日でも、無理なく手作りパンを楽しむことができます。

焼きたてのパンの香りが部屋中に広がるだけでそれだけで朝が少し特別なものに感じられたり、「今日もがんばろう」って思えるきっかけになります。


私自身、「パン作りって面倒だな」と思っていたひとりでした。
でも、実際にやってみたら、意外と簡単で、何より朝の幸福度がぐんと上がりました。

このレシピが、「自分にはムリかも…」と思っていた方の背中を、ちょっとだけ押すきっかけになれば嬉しいです。


朝ごはんって、意外とその日の気分を左右するもの。


焼きたてのパンがあるだけで、ちょっといい日になるかもしれません。

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文章屋あずき

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